再放送!井上尚弥 WBSS 準決勝!

5月19日(日)イギリス・グラスゴーにて行われた、モンスター・井上尚弥 選手のWBSS準決勝「井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス戦」を再放送!
世界中が驚愕した一戦を、WOWOWでもう一度!

5/20(月)午後9:00 WOWOWライブ
再放送!!『エキサイトマッチスペシャル
WBSS準決勝「井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス」』

>>>最短15分で視聴可能!WOWOW新規加入はこちら

こんにちは!管理人のバナーです!
普段あまりボクシングに興味がない方でも、「井上尚弥」という名前をどこかで聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
世界中のボクシングファンがいまもっとも見たいボクサー、
それが「怪物〜モンスター」の異名を持つ 井上尚弥 選手です。

そんな、いまもっともホットで話題の井上尚弥選手のビッグマッチが開催されます。
日本時間5/19(日)午前4:30 に開催される「井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス戦」は真の世界王者を決めるWBSSの準決勝。
各ボクシング団体のチャンピオンたちが一同に集い行われるトーナメント戦。
夢のWBSSチャンピオンに一番近いとも言われる井上尚弥選手の一戦について掘り下げてみたいと思います。

井上尚弥とは

井上尚弥1993年4月10日 生まれ神奈川県 出身
身長:165cmリーチ:171cm階級:バンタム級戦歴:17戦17勝(15KO)無敗WBA世界バンタム級王者

非凡な才能

ボクシングとの出会いは小学1年生のとき。お父さんの下でキャリアをスタートさせます。
高校1年生のとき、インターハイ・国体・選抜の三冠を達成、アジアユース選手権で銅メダルを獲得します。その後も国体連覇・インドネシア大統領杯金メダルなど、高校生初のアマチュア7冠という前人未到の記録を達成。非凡な才能をいかんなく発揮し、「天才」と称されるようになります。

当然、井上選手の名はプロの世界にも知れ渡り、2012年大橋ボクシングジムに入門、プロの道に進みます。
同年10月には、後楽園ホールにてプロデビュー。この試合は、深夜ながらTBSで放送されるほどの注目でした。
2013年8月 地元のスカイアリーナ座間にて、当時の日本ライトフライ級王者 田口良一選手と対戦。
3−0の判定勝ちを収め、辰吉丈一郎以来23年ぶりの国内最短タイ記録となるデビュー4戦目での日本王座獲得を果たします。

そして、2013年10月 両国国技館にてOPBF東洋太平洋ライトフライ級2位のヘルソン・マンシオ(当時)と対戦し、デビュー5戦目にして東洋太平洋王座に挑戦。
5回TKO勝ちで東洋太平洋王座に獲得します。

世界王者へ

2014年2月 OPBF東洋太平洋王座返上。ついに世界タイトルへ照準を定めます。
同年4月 大田区総合体育館にてWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデスと対戦。
試合3週間前にインフルエンザにかかるなど体調面で不安を抱えながらも、序盤から手数で圧倒。途中、左足太もも裏がつってしまい、思うように足を使えなくなりながらも、6回TKO勝ちを収め、当時の日本人男子最速となるデビュー6戦目での世界王者に輝きます。

ちなみに、プロ転向時の大橋ジムでの会見にて、当時 井岡一翔がもっていた世界王座最短奪取記録(7戦目)の更新を宣言しており、見事に記録を更新し有言実行してみせました。

3階級制覇

2014年11月 2階級上のスーパーフライ級への転向のためWBC世界ライトフライ級の王座を返上。
同年12月 東京体育館にてWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエスに挑戦。
当時のナルバエスは、プロ・アマ合わせて150戦超のキャリアを有し、しかも一度もダウンを奪われたことがなく、スーパーフライ級では実に14年に渡って無敗という絶対的王者でした。

しかし、井上選手はそのナルバエスを圧倒します。
初回から2度のダウンを奪うと、2回にもダウンを奪い、2回3分1秒KO勝ちを収め、当時の世界最速となるデビュー8戦目での2階級制覇を達成します。
あまりのパンチ力の強さに、試合後ナルバエス陣営が「グローブに鉛でも仕込んでいるのでは?」とクレームをつけたほどでした。
(その場で大橋会長が、井上選手のグローブを相手陣営に確認させ、何もないことを証明し完敗を認めさせた)

弱冠21歳の若き2階級世界王者の名は世界に轟き、ボクシング・シーン・ドットコムおよびコンド・アウト・ドットコムより2014年の年間MVPに選出されます。

その後、7度の王座防衛に成功し、2018年3月 バンタム級転向と3階級制覇を目指し、WBO世界スーパーフライ級王者を返上。同年5月 大田区総合体育館にて、WBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネルと対戦。わずか初回1分52秒でTKOで勝利し、日本最速で3階級制覇を達成しました。

そして、2018年7月 WBSSへの参加が正式に発表されました。

井上選手の魅力

井上選手のファイトスタイルの最大の魅力は、なんといってもパンチ力とスピードです。
過去に対戦した選手からは、「イノウエのパンチが速くて見えなかった」「もっと上の階級のパンチ力だ」と嘆くほど。
どちらかというとパンチ力よりも手数で勝負する傾向のある階級ながら、ヘビー級さながらのパンチ力で相手をKOする様は圧巻です。

また、スピードも突出したものがあり、パンチスピードだけでなく軽快なフットワークで相手のパンチをかわすスピードも抜群です。
強さと速さを高い次元で併せ持つ井上選手のファイトスタイルは、ボクシングを知らない人でもワクワクし、ボクシングの魅力に気づかせてくれます。

世界の評価

プロ転向後、海外での試合がない(2019年4月時点)にも関わらず、ナルバエス戦のインパクトは強烈で、YouTube等を通じて井上選手の存在は一気に世界レベルになり、高く評価されています。
2016年には、アメリカの老舗ボクシング雑誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド(異なる階級の選手を比較・対比する方法)において、第9位という高評価を獲得しています。(日本人としては、山中慎介・内山高志に続く史上3人目の快挙)

そして、まだ20代中盤ということもあり、「イノウエは、まだキャリアのピークに入ったばかりだ」という評価もあります。つまり、彼はいまが全盛期ではなく、全盛期の入口に過ぎないということです。
実際、大橋会長も
「井上尚弥にはラスベガス進出、5階級制覇、具志堅用高さんの日本記録を超える世界王座14連続防衛、 メジャー4団体統一、ボクサー初の国民栄誉賞を取らせる」と明言するほどですから、 井上選手のポテンシャルは私たちの想像をはるかに超えているのかもしれません。

ちなみに、5/19のエマヌエル・ロドリゲス戦について、海外ブックメーカーは、
井上選手の勝利に「1.14倍」・ロドリゲス勝利に「5倍」・ドローに「26倍」という圧倒的な井上選手大本命のオッズをつけています。

5/20(月)午後9:00 WOWOWライブ
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WBSS準決勝「井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス」』

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WBSSとは


WBSSとは、「World Boxing Super Series」の略。
WBA・WBC・IBF・WBO のボクシング団体いずれかの世界王者、もしくは世界ランキング15位以内の選手が参加できる真の世界王者を1年かけて決めるトーナメント戦です。

歴史は浅く、2017年が初めての開催となり、井上選手は日本人として初めてのWBSS参加選手となりました。
世界のスーパースターたちの競演ですから、優勝賞金も桁外れの1,000万ドル!日本円で11億円を超える金額です。
また、各団体の世界王者の試合はタイトルマッチとなり、トーナメント戦でありながら、王座防衛・王座統一戦となるのも魅力です。

衝撃の70秒

井上選手が現在参加しているのは、2018年から始まった第2シーズン。
バンタム級の世界の猛者8名が、2018年10月 世界各地で1回戦(準々決勝)を戦いました。井上選手は、10月7日 横浜アリーナにてファン・カルロス・パヤノ選手(ドミニカ共和国:21戦 20勝9KO 1敗)と対戦しました。
当時、フジテレビでゴールデンタイムに生中継されたので、テレビで観戦したという方も多いのではないでしょうか。

そこで私たちが目の当たりにしたのは、衝撃の70秒!
井上選手は、試合開始わずか1分10秒たった3発のパンチでパヤノ選手をマットへ沈めたのです。
通常の試合でも大興奮の試合内容ですが、世界最高峰のWBSS、しかも初参戦かつ最初の試合でこの結果!
実力もさることながら、なにか生まれ持ったスター性を世界に示しすような試合でした。

真の世界王者まであと2つ

そして、いよいよ準決勝が迫ってきました。
対戦相手は エマヌエル・ロドリゲス選手。プエルトリコ出身の26歳。
戦績は、19戦19勝(12KO) 無敗 現IBFバンタム級王者。
WBSS準々決勝を勝ち上がり、現在、2度の王座防衛中です。

今回、IBFの規定により統一戦とはなりませんが、井上選手が勝てば自身の防衛に成功するとともに、IBFバンタム級王者となり2団体のバンタム級王者となります。
場所はイギリス・グラスゴー、井上選手にとっては初めてのヨーロッパでの試合。
しかも、グラスゴーは日本人にとっては鬼門。過去グラスゴーで試合を行った日本人選手はすべて負けています。このジンクスを破れるのか!
無敗同士での対戦、KO決着は必至です。

トーナメントでは、世界5階級王者であり、アジア人初の主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)すべてで世界王者となっているフィリピンのスーパースター ノニト・ドネア選手が決勝進出を決めています。
5/19のロドリゲス戦に勝利すれば、「井上尚弥 vs ノニト・ドネア」という決勝戦が実現します。夢のWBSS王者を日本人として初めて奪取するまであと2つ。

5/20(月)午後9:00 WOWOWライブ
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