こんにちは!管理人のバナーです!
世界に誇れる日本の文化といったらアニメ!ジャパニメーション(ジャパン+アニメーション)なんて言葉もすっかり定着しました。
かつて自衛隊が中東のある国に戦中のインフラ整備に派遣されたとき、現地の市民には自衛隊が敵か味方か見分けがつかなく警戒されるということがありました。その時、自衛隊の車に「キャプテン翼」の大空翼くんの顔をプリントしたところ、市民の警戒心を一気に払拭し、自衛隊は敵ではないんだと歓迎されたという話があります。
日本のアニメの力が世界でどれくらい影響力があるのかを表すエピソードですね。
そして、多くのアニメファンがアニメ化を待ち望んだ作品が一挙放送されます。
キーワードは、伊藤計劃。

12/29(金)夜9:00 WOWOWシネマ 初放送
『屍者の帝国』
12/29(金)夜11:15 WOWOWシネマ 初放送
『ハーモニー』
12/29(金)深夜1:30 WOWOWシネマ 初放送
『虐殺器官』
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夭折の天才作家・伊藤計劃

伊藤計劃(いとうけいかく 本名:伊藤聡 1974年 − 2009年)SF作家
武蔵野美術大学卒後、ウェブデザインの会社でWebディレクターとして活動しながら執筆した長編小説『虐殺器官』が、2006年小松左京賞最終候補となり、ハヤカワSFシリーズJコレクションより刊行され作家デビュー。同作は『SFが読みたい! 2008年版』1位、月刊プレイボーイミステリー大賞1位、日本SF作家クラブ主催の第28回日本SF大賞候補となり、期待の新人として脚光を浴びる。
しかし、2001年 学生時代から抱えていた右太ももの痛みの原因が「ユーイング肉腫」という特殊な癌であることが判明。闘病生活が始まる。右足の神経ごと癌を摘出し、右足の機能を失う。手術から4年が経とうしていた 2005年 両肺へ転移。肺の一部切除手術を受けた後、約9ヶ月におよぶ抗がん剤治療を続け、寛解するとわずか10日間で『虐殺器官』を書き上げる。
2008年 長編小説2作目にして遺作となった『ハーモニー』を発表。2009年3月 肺癌のため死去、享年34歳。
同作は、第40回星雲賞(日本長編部門)・第30回日本SF大賞を受賞、ベストSF2009 国内編 第一位 を獲得する。2010年には、英訳版が刊行されアメリカのフィリップ・K・ディップ賞 特別賞を受賞。その後、絶筆であった30枚の未完の原稿を同時期にデビューし親交のあった作家・円城塔が引き継ぎ、2012年『屍者の帝国』として刊行。伊藤が残した『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』が長編3部作として劇場アニメ化されることがアナウンスされ、2015年より順次公開される。
作品はすべて一人称で書かれ、小説それ自体が作品の中に存在する人物やテキストへの語りとして描かれることが多い。同じSF作家でもある宮部みゆきをして、『虐殺器官』について「3回生まれ変わってもこんなすごいものは書けない。」と言わしめた。
その才能と実質4年という短い作家人生で、「夭折(ようせつ)の天才作家」として死後も多くのファンを魅了し続けている。

夭折の天才作家・伊藤計劃の原作をアニメ化した3作品が、WOWOWで一挙初放送。
12/29(金)夜9:00 WOWOWシネマ 初放送
『屍者の帝国』
12/29(金)夜11:15 WOWOWシネマ 初放送
『ハーモニー』
12/29(金)深夜1:30 WOWOWシネマ 初放送
『虐殺器官』
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